麓が戻ってくるまで

昨日2月14日 くしくも淡い気持ちを秘めた姫君が 殿方に愛を伝える日 家族で麓を荼毘に伏せました。
みぞれ交じりの小雨ふる 2時半。隣町のお寺でお願いしました。

麓はお目を閉じることなく 逝ってしまいめんめを閉じてあげてもちっともねんねしてくれませんでした。
なので いつまでも私達を見ているようで まだ生きているようでもありました。
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13日 めんめが乾くから かわいそうだからって ひ君は目薬をさせだの こうしろあーしろと私に命令してました。
自分は 麓から離れず まだ温かいといいつづけ夜を明かしました。


白いシーツにくるみ ガーベラの黄色・オレンジ・白の花をお顔の周りに飾り いつも飽きることなく食べていたドックフードとご褒美にいつもあげていたクッキーと一緒に お焼香をすませ 御教を詠んで頂き 麓の亡骸は空に旅立ちました。
私の憧れ ディフェンダーに乗ったご住職は 寒い中 長い長いお骨拾いにも嫌な顔もせず ゆっくりでいいですよ とお声をかけてくださり 麓の思い出話を聞いて下さいました。

麓 立派な骨壷に入れてもらい 御位牌も作って頂き ちっちゃくなっちゃったけど お家に戻ってきました。
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早速 麓の御位牌にほほが鼻ちゅ~して 文字滲んでしまいました。
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さて 私はこれから何を思い 何をすればいいのでしょうか?
悲しいと思うより 悲しまない方法を考えようと必死な私です。
悲しみは 日々これから少しずつ消化していきます。
ほほがいるのに 私の大切な物がなくなったと嘆き悲しみ 殻に閉じこもるのは いけないこと。
また 違う発見を求め ほほと歩いて行きます。

15日 本日はやわな心だったため お仕事を休みました。
後かたずけとかもしようと思ってですが 本音 ほほと麓とゆっくり過ごしたかったのと 仕事に行きたくなかったのです。
沢山買いこんだり 頂いたりした 麓の介護用の物たちを かたずける。
時間が ドロドロとした感じで過ぎました。半日の長さに 驚きを感じました。
ゆっくり過ぎていった数時間。
麓といた あの介護の時間より もっとゆっくりで もったりした時間でした。
辛い時間ほど 長く感じるのでしょうね。
お線香が消えるたび 麓に話かけまた付ける そのたびに涙が出ます。
昨夜から ほほの様子も違います。
形ある にぃにがいなくなったのに お花やお写真に向かって かぁさんやとぉさんが話しかけてる異変。
もう気付いているのでしょう。私がしらんプリの時間は 横のソファーでずっと見ています。
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さっき 夜のお散歩時 はるちゃんちに行ってきました。
麓を荼毘に伏せる前に 一番会いたがってたはるちゃんに会わせてあげようと 立ち寄ったのですが お留守だったので 麓の事を報告しに行きました。
はるのパパは残念がっていました。思い出ばなしもし カフェオレなんかも鼻をすすりながら頂きいていたら ほほを煙たがってたはるが ほほと楽しそうに遊び 乱暴な行動ばかりしてた ほほがはると仲良く優しく遊び始めました。パパも私もびっくりです。
麓がいなくなって いきなり変化が起こっています。
そんな変化に 悲しいお話をしてた二人は 癒されました。

はるをなで はるとお話したら 会いたくって抱きしめたくって たまんなくなりました。
やっぱり 兄妹ですね 手触りとかめんめが似ています。
ほほと ちょこちょこ行くね!
 


麓は私の家に必ず戻ってきます。
あの麓だから 『やさしい甘やかしてくれるママのいるお家ないいなぁ でも かぁさんがむりやり約束してきたし しかたないなぁ・・・』って お人よしであかんたれの性格だから 戻って来てくれるはず。
その時まで 元気でいます。
その時には 一緒に走り 一緒にはねれるくらい 体力を付けときます。
麓が戻ってくるまでに 広い深い心を準備しときます。
そして 夫婦できるだけ仲良く  ほほと待ってます。
 


この映像が麓の闘病中はみれなかった 私には辛すぎて。
麓の最後の自分のあんよで歩いてる 動画です。



こんな内容のお知り合いのブログを拝見するたびに 自分の事のように悲しみ 怯え いつか来るこの日を 心の片隅で石ころのように重く冷たく抱えていました。
一番つらく悲しいこと。
とうとう私も この日を迎えてしまいました。
でも 心の片隅に石ころのようにあったおかげで まだこうしていられるのだと思っています。
覚悟や 自分と重なり合わせる事で 心の準備を少しずつしていたのでしょうね。
同じ経験をした方 私と同じように石を抱えている方 私を支えて下さった ブログで繋がった犬のお友達のみなさん 励ましや アドバイス 温かな心をいただき 私はこうしていれます、
本当にありがとうございました。

犬と暮らされていない方 犬を番犬やペットとして飼われている方には 理解できない事だし あほちがう?っておもわれると思いますが 麓がまぎれもなく 私達の子供同然なんです。
笑わないで下さいね♪
Commented by kura_yang at 2012-02-16 15:31
麓ちゃん、よくがんばったね。
悲しみは時間をかけて少しずつ癒されていきます。
心に空いてしまった穴は完全に埋まるわけではないけれど、それでも毎日を過ごしています。
たくさんたくさんたくさん泣いたら、麓ちゃんとの暖かい思い出を抱きしめて、ほほちゃんとパパさんと一緒に歩いて行けます。
いつかきっとまた会える。絶対にまた会えます。
その日まで、残された私達は精一杯生きて行きましょうね。
ご冥福をお祈りいたします。
Commented by ykero2 at 2012-02-16 21:44
☆kurayangさんへ
時が今の気持ちを和らげてくれることを信じています。
今は ほほがいてくれる事で 日々立ち止まることなく 歩いて行ける気がしてます。
沢山学びました。そして これを乗り越えた時 初めて 麓のかぁさんですと胸を張って言える気がします。
まだ戻ってきてくれるように 温かな家庭を維持していきますね。
ありがとうございます。
by ykero2 | 2012-02-15 17:31 | | Comments(2)

北アルプス山麓  黒犬との生活


by ゆ*
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